胡蝶の舞は多肉植物のカランコエの一種です。
ふっくらした葉っぱのフチは少し切れ込みが入っていて、外側がピンクがかっているのが特徴です。
葉っぱが落ちると(またはちぎると)、落ちた葉っぱから新芽と根っこが次々出てきます。
これを土の上に置いておくだけで、手間いらずでどんどん増やせますよ。
実は、我が家の胡蝶の舞も、4年ほど前に会社の先輩から1枚の葉っぱでいただいたものです。
胡蝶の舞のお花
胡蝶の舞のお花はベル型で、なんと冬場に咲いてくれます!
日照時間が短くなってくるとにょきにょきと長い茎が伸びてきて、その先にいくつかのつぼみがつきます。
つぼみの状態を観察していると、ゆっくり1か月ほどかけて明るいピンク色のお花が顔を出します!
一本の茎についたつぼみは一度には咲かず、順番に開花していくので、かなり長い間お花を楽しめます。
鮮やかなピンク色の花がつくと、ミニチュアの街灯がともっているようで、とてもかわいいです。
胡蝶の舞はすこし寒さに弱い?
一般に、胡蝶の舞は「寒さや高い湿度にはすこし弱い」と言われています。
しかし、胡蝶の舞の中でも個性があるということなのか、我が家の胡蝶の舞は本っっっっ当に強いです。
夏も冬もベランダに出しっぱなし、真冬もカバーなどもしていなくても、独力でぐんぐん育って、独力で花を咲かせ、さらには、落葉した葉っぱからさらにどんどん増えていきます。
私がやっていることといえば、見ることと、たま~にお水を上げるだけなのです。
植え替えても、あっという間に鉢サイズが小さくなってしまうので、うれしいと同時に少し困っています。
鉢サイズを変えなければ小さく育つかと思いきや、下の写真のように鉢から飛び出してきます!笑
ちなみにこの写真は10月上旬の温かい時期のものです。
胡蝶の舞は、寒い日が続くと全体的にピンクの色味が強くなり、温かくなるとまた黄緑色に戻っていきます。
少し上のお花の写真(12~3月頃の写真です)と比較していただくと、葉っぱの色がかなり違うのがお分かりいただけると思います。
非常に生命力が強く育てやすいだけでなく、お花や、葉っぱの変化まで楽しめる、なかなか乙な植物です。
ご覧いただきありがとうございました!